【レビュー】リメンバー・ミー
昨日、『タクシー運転手』を観た後、脳内を韓国語がぐるぐる回って大変だったので、今日は明るい気分になれるものを…と選んだのがこれ。
そう、
まだ観てませんでした!!!!
作品の世界で毎年迎える「死者の日」は日本のお盆からインスピレーションを得たのだとか。
北海道って本州ほどお盆の行事を細かくはやらないのだけれど、
その時期はご先祖様たちが、この映画の世界みたいに生者の世界を楽しんでいるのかなぁと思ったら、お盆を迎えるのが楽しみになってきた…!
【あらすじ】
「音楽のために家族を捨てた」と思われているリヴェラ家の男性。
主人公ミゲルにとっては曾曾祖父にあたるのだが、祭壇に写真が飾られておらず、どんな人なのかを唯一覚えているのは娘のココ(曾祖母)だけ。
そのココも健忘症気味で父のことを忘れつつある……
音楽のせいで一家が台無しになったと、リヴェラ家では音楽が禁止に。
そんなこと言ったってねぇ…街中に音楽溢れてるのに、無しで生活するとか無理じゃない?(笑)
自分が尊敬してやまない音楽家のギターが、実は切り取られた写真の男性が持つギターと同じ、つまり彼は自分のご先祖なのでは!!
だったら自分も音楽家になれるはずだ!!!
彼の正当な子孫としてギターをお墓から盗み、奏でると、不思議な世界にタイムスリップ!
そこはなんと、死んだ者だけがたどり着ける「死者の国」だった……
【家族と夢ははかりにかけられない】
家族を大事にしようとするがゆえにひずみが生じてしまったリヴェラ家。
夢を追うことと、家族を大切にすることは、同じ机上では語れない。
「家族って支えあうものでしょう?」
ミゲルが言った言葉が胸に刺さる。
何処まで行っても血を分け合った家族だし、愛を誓った夫婦なのである。
家族は手を取り合ったその時に、愛を捧げたその時にこそ、真価を発揮するのかもしれない。
あんまり書くとネタバレになるので、抑え気味で(笑)
やー、ほんとに、涙もろくなりました(笑) ラストは大号泣で服がびしょぬれ!(笑)
音楽と、家族と、自分の大好きなテーマで、カラフルな映像と素敵な音楽に彩られ、どっぷり『リメンバー・ミー』の世界観にハマりこみましたね(単純)
あ、そういえば
サルードス!アミーゴスはもうドナルドじゃないんだった……
ちぇっ